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2026年版 解体の本体価格に含まれない費用

【2026年】解体前の残置物撤去・付帯工事はいくら?家財・塀・庭木と追加費用の確認点

家屋解体の本体価格とは別に必要な残置物・塀・庭木・浄化槽等を整理。家庭ごみと解体廃棄物の違い、費用の積算、追加工事の合意手順を解説します。

更新日 2026.10.06読了目安 9分編集:住設・工事トータルナビ編集部
木造住宅と解体工事用重機のイメージイラスト
工事分野のイメージイラスト(施工事例ではありません)

先に結論

総額の考え方
本体解体+家財処分+外構等の撤去+調査・手続き+必要な追加工事
残置物の注意
家庭の家財と解体で生じる廃材は別。所在地の自治体ルールで処理経路を確認
費用の基準
家財は品目・量・搬出条件、塀や庭木等は数量と撤去範囲で積算する
追加請求対策
残す物と撤去する物を写真で共有し、追加単価・写真報告・承認方法を決める

工法・費用を同じ条件で比較

残置物と付帯工事の費用基準・見積もり比較表

全国一律の撤去料金は設定できません。次の数量・範囲を現地調査でそろえ、正式な見積書の単価を入れて比較します。家財10㎥×2万円=20万円という数字は計算方法だけを示す仮定です。

対象費用を決める基準見積もりに必要な情報注意点
家具・日用品などの家財品目別、容積、作業人員・搬出条件各室・物置の写真、残す物、数量の算出方法家庭の残置物を解体廃棄物と混ぜて扱わない
家電4品目リサイクル料金と収集・運搬等を分けて確認種類、台数、メーカー、容量・サイズ等エアコン・テレビ・冷蔵庫等・洗濯機等は別の処理経路
塀・門・カーポート面積・延長・材質・基礎の撤去範囲高さ・長さ、境界、残す基礎や舗装共有・隣地の構造物を確認せず撤去しない
庭木・庭石本数・幹径・高さ・根株・重量と搬出伐採だけか根まで抜くか、残す樹木重機、周囲の配管、吊り上げ条件を確認
浄化槽・井戸等大きさ、内容物処理、撤去・埋戻し条件位置、既存図面、使用・廃止の状態清掃や行政手続きの担当を分けて確認
地中埋設物発見後の材質・数量・処理条件追加単価、写真報告、施主承認の方法事前に総額を確定できない場合がある

表は左右にスクロールできます。キーボードでは表を選択して左右キーで移動できます。

※本表は積算条件の整理で、業者の料金表ではありません。仮定単価2万円/㎥は実測相場ではなく、建物解体・家電・危険物・付帯物を含みません。家財費用の見積もりは適正な処理経路を確認して依頼してください。

家財と建物の解体廃材は、処理の責任と区分が違う

家具、日用品、自転車、鉢植えなど、建物を壊す前から残っている不要物は、建物の解体で生じる廃材と同じ扱いではありません。富山県の案内は、解体物と残置物を区別し、所有者等が着工前に残置物を適正に処理する必要があると説明しています。

一般家庭の家財は一般廃棄物として、市町村のルールに沿った処理が必要です。産業廃棄物の許可があることだけで、家庭の家財を回収・処理できるとは判断できません。所在地の市町村へ、処分先と依頼できる事業者を確認してください。店舗や事務所の残置物は種類により区分が異なります。

「解体と一緒に何でも処分できる」という説明だけで任せず、家財の処理を誰がどの経路で行うのか確認してください。特定県の相談窓口ではなく、建物所在地の自治体に確認します。

捨てる前に、部屋別の一覧と処分先を決める

家の中だけでなく、押入れ、屋根裏、倉庫、物置、庭、車庫も見て、残す物・譲る物・処分する物へ分けます。相続した空き家では書類、写真、貴重品、他の家族の所有物を先に確認し、処分対象について関係者と認識をそろえましょう。

エアコン、テレビ、冷蔵庫・冷凍庫、洗濯機・衣類乾燥機は家電リサイクル制度の対象です。他の粗大ごみと区別して引取先と費用を確認します。薬品、塗料、燃料、ガスボンベ、電池などは、対応できる処分先を個別に相談し、混ぜたり中身を流したりしないでください。

  • 部屋・物置ごとの全景写真と品目一覧
  • 処分する物と必ず残す物の表示
  • 家電の種類・台数・銘板の確認
  • 自治体収集や持込みの条件・予約期限
  • 特殊な物の処分先と取り扱い条件

間取りだけで見積もらず、量と搬出条件をそろえる

同じ3LDKでも、家具数、押入れの中身、階段、車両を止める位置、分別の状態で必要な作業は変わります。「トラック1台」の見積もりは車両の大きさ、積み方、対象品目、積載できない物を確認します。容積で計算する場合も、現地の量と単価へ戻して比べます。

例えば家財10㎥に単価2万円/㎥を仮定すると20万円です。これは積算の説明用で、2万円が全国の相場という意味ではありません。実際には搬出作業、収集運搬、処理、家電料金などの含む範囲が会社ごとに異なるため、同じ条件にそろえる必要があります。

自分で片付ければ必ず安くなるとは限りません。自治体の受入条件、交通費、時間、重量物や高所作業の安全性を含めて判断してください。

塀・庭木・浄化槽は、残す範囲と撤去深さを写真で指定する

建物本体を壊す契約に、塀、カーポート、庭木、庭石、物置、舗装、浄化槽が全て含まれるとは限りません。「全部撤去」という言葉だけで決めず、平面図や写真に残す対象と撤去する対象を記入します。塀や門は境界と所有関係も確認しましょう。

庭木は根株まで撤去するか、浄化槽は内容物の清掃・槽の撤去・埋戻しを誰が担当するか、舗装はどの範囲を壊すかを確認します。井戸、ライフライン、共有構造物の扱いは施工会社だけでなく必要な窓口や関係者にも確認し、合意前に作業しないようにします。

  • 撤去対象の番号と写真
  • 地上部分だけか、基礎・根株までか
  • 隣地・共有・残す構造物との境界
  • 清掃・撤去・運搬処分・埋戻しの担当
  • 整地後の高さ・仕上げと残存物の扱い

地中埋設物の追加は、写真・数量・単価・承認をセットにする

地中の古い基礎、廃材、配管等は、事前調査だけで全て分からない場合があります。「追加ゼロ」を前提にせず、発見時の連絡、作業を止める条件、写真報告、数量の確認、追加見積もりの方法を決めておきます。

契約では想定される種類の追加単価、単価で決められない場合の協議手順、承認者、作業再開の条件を確認します。費用が発生した後の口頭説明だけでなく、必要な追加工事と見積変更を記録することが大切です。

追加費用を必ずゼロにできる方法ではありません。予見できない物を見つけたときの合意手順を、事前に明確にするための確認項目です。

解体業者の本体価格と、家財・付帯費用を分けて総予算を比較する

比較表には建物本体、養生、運搬処分、家財、外構、浄化槽等、石綿対応、行政手続き、整地を分けて記入します。石綿調査と除去は家財片付けとは別に確認し、対象・対象外・未確定の欄を用意してください。

家財を別の適正な処理先へ依頼する場合は、その費用を解体の総予算へ加えます。解体見積もりの本体価格だけでは、工事完了までに支払う総額を比較できません。補助金がある場合も、どの費用が対象かは自治体ごとに確認し、家財費を自動的に対象へ含めないでください。

見積もり前の準備メモ

比較できる見積書を、最初から依頼する

建物本体・付帯物・残置物・調査を別項目にすることから始めます。条件をそろえれば、総額の差だけでなく、工事の抜けや追加費用も判断しやすくなります。

現地調査に用意するもの

  • 建物構造・延床面積・築年と、解体後の利用目的
  • 接道・搬入路・隣接建物・残す塀や樹木の写真
  • 所有・境界資料、家財の量、過去の改修履歴

各社に同じ条件で記載してもらう

  • 石綿の事前調査・分析・除去を含む範囲
  • 養生・手壊し・運搬処分・整地の数量と条件
  • 必要な許可・登録、処分先、近隣対応の担当

追加費用の決め方:地中埋設物や未確認の石綿が判明した際は、作業を止めて写真・処理方法・費用を確認します。追加工事の承認前に一式請求を受け入れないよう契約で整理します。

当サイトは工事の見積受付・手配窓口ではありません。依頼先の条件を確認し、個人情報は必要な範囲で共有してください。

家屋解体のよくある疑問

よくある質問

家具を置いたまま解体業者へ全て任せてもよいですか?

家庭の家財は建物解体の廃材とは区分が異なります。産業廃棄物の許可だけでは判断できません。自治体ルールに沿った処理先と、家財処理を担当する事業者・費用を着工前に確認してください。

残置物撤去の費用は間取りだけで分かりますか?

間取りだけでは確定できません。品目、量、階段、車両のアクセス、分別や家電の処理条件が必要です。本記事の10㎥×2万円の例は計算説明用で、実際の相場や見積額を示すものではありません。

塀や庭木の撤去は建物の坪単価に含まれますか?

含む場合と別途の場合があります。塀・基礎・根株・庭石・舗装等の撤去範囲と、整地の仕上げを図面や写真で指定し、数量と費用を確認してください。

地中埋設物が出たら、その場で追加作業を任せるべきですか?

安全確保と現場状況の確認を優先し、写真、材質、数量、処理方法、追加額の説明を受けてから契約で決めた方法で承認します。必要な停止・再開条件と承認者を事前に決めておくと判断しやすくなります。

参考資料・編集方針

法令・制度は掲載した公的資料を、製品や工法は該当する公式資料を参照します。価格や寿命を掲載する場合は表の前提を確認してください。編集部参考値は実取引統計ではなく、個別判断には現地調査と所管窓口への確認が必要です。

  1. 1.富山県『建築物の解体時等における残置物の取扱いについて』資料確認 2026-10-06
  2. 2.環境省『家電リサイクル法Q&A(3)』資料確認 2026-10-06
  3. 3.住まいるダイヤル『安心な契約のために』資料確認 2026-10-06
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地域で異なる対象条件の例

掲載した制度の対象工事・申請手順へ進めます。市全域・すべての工事の補助確認ではなく、受付や予算残額を保証する表示でもありません。

「残置物撤去・付帯工事の費用」への適用は、各制度の工事・性能・地区条件と照合してください。関連する分類の資料を案内しています。

お住まいの地域で工事条件を確認する

「残置物撤去・付帯工事の費用」で確認した工事範囲をもとに、都道府県、次に市区町村を選びます。選択したガイド名を地域ページへ引き継ぎます。

地域ページの費用と制度資料は家屋解体工事全体の掲載情報です。この細分工事の実取引相場や補助対象を保証するものではありません。

  • 費用は工事範囲別に比較
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